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コボレルコラム

【施工について】ガス給湯器の配管カバー　イロイロ

作成者：
Hamano

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給湯器ﾗｲﾌﾎｰﾑ

公開日：

ガス給湯器の配管カバーは物件によって異なり、色々な形状の物があります。選定を誤ると、現場を完了できずお客様にもご迷惑を掛けてしまいます。今回は現調時の注意点・選定時の注意点をまとめましたので、施工スタッフの方はご確認ください。

目次

  1. 何故配管カバーを設置するのか
  2. 配管カバーの種類について
  3. 標準タイプ以外に何故、防雨型・防滴型が存在するのか
  4. ２種類以外の特殊形状の配管カバーについて
  5. さいごに

なぜガス給湯器に配管カバーを設置するの？

配管バーの設置目的は、見た目を良くするのと温水配管の劣化防止にあります。

配管カバーの種類について

配管カバーは標準型と防雨型(防滴型)があります。


NORITZ編



Rinnai編


なぜ、標準タイプのカバー以外に防雨型・防滴型のカバーが存在する理由

暖房用給湯器は、内臓の循環用ポンプで温水を床暖パネルや浴室暖房機へ回します。その際、ポンプの振動が躯体に伝わり、住居の中で振動音がする場合があります。それを防ぐために「防振型壁掛金具」を使用します。
「防振型壁掛金具」を使用すると、給湯器と壁面の間に約50mm程度の隙間が出来ます。その隙間から配管カバー内に雨水が入るのを防ぐのが防雨型(防滴型)です。使用する「防振型壁掛金具」によって配管カバーが異なります。



NORITZ編



Rinnai編


２種類以外の特殊形状の配管カバーについて

現場の配管状況により特殊形状の配管カバーが存在します。
特殊形状の配管カバーは、カタログに一切掲載が無くマンションの施工時に現場でメーカーとゼネコンが打ち合せし、特注で作成してしております。

さいごに

選定を誤ると、現場を完了できずお客様にもご迷惑を掛けてしまうガス給湯器のカバー。
原則として配管カバーは既存品流用としておりますが、錆の状況・給湯器との色違い等でやむを得ず交換する場合にはしっかりと注意して進めてくださいね。

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Hamano

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